Brilliant Orange

日々を大切に。

【WJ844話】ルフィとサンジ

おはようございます。


部屋の陽当たりがいまいちで、週末についに暖房解禁してしまいました。

ちょっと早すぎたかな。
暖房を入れれば、部屋は当然カラッカラ。超乾燥肌の私にとって、これからの季節は保湿との戦いなのです。





で、そんな私の戦いなんぞどうでもいい、
今週のジャンプ感想です。






毎週月曜日は朝起きたら速効ジャンプをダウンロードしている私ですが、昨日は、なんだかすぐさまtwitterで呟く気になれなくて。
結局何だかんだで、タイムラインもまだ追えていません。


正確には今日、というより、割と最近の傾向でもあるんですけど、
本誌が凄すぎて、それを語る自分の言葉がなんだか陳腐に感じてしまうことがあって。



別に時間をおいたからって大した感想は出てこないんですけど、昨日は1日、844話をじっくりぼーんやり噛み締めてました。





先週に引き続き、心にもない言葉を連発するサンジ君。


海賊王になれるか疑わしい、なんて、
一番言っちゃいけないやつじゃんか。


ルフィを、仲間を傷つけて、諦めさせるための言葉がこんなにすらすらと出てくるなんて。
サンジの頭の回転の早さが今は憎いね。


ああ、ナミさんをあんな風に睨み付けることもできちゃうんだ。


自在にメロリンするくせに、実は何でもかんでも女至上主義って訳じゃない。
サンジのそういう男の部分が好きなので、ゾクッとしたけど、心臓捕まれたわ。



ナミさんはさあ、きっとどこかで、自分が声をかけたら、ほんの少しでもサンジ君が靡くんじゃないかと思ってたんじゃないかな。


そりゃそうだよね、サンジ君は、ずっとナミさんにベタ惚れだったんだもん。


ナミさんにあんな顔させるなんて、サンジってほんと罪な男。そして、なんていい男。


ただナミさんもね、サンジ君のあの溢れんばかりの愛が、当たり前のものじゃなかったんだって、怒りが落ち着いたら気付いて欲しい。

ほら、サンジ君がメロリンしてもさ、至極当然かのような振る舞いが目立つじゃない?

ほんとはそれ、凄く贅沢なことなんだよ、って。
(サンジ好きの欲目かなごめんね)




戸惑うナミさんを他所に、サンジの技がどんどんルフィに決まっていく。


脚の発火について、ああいう形で言及されたのって初めてだよね。

後で見直したいけど、いつから回らずに炎が出るようになってたんだろ。

ノース出身の件もそうだけど、サンジには、思えば昔からちょっとした違和感が沢山あったんだよなー。
今になってそれがどんどん繋がっていく、サンジイヤーの底知れなさよ。




ルフィがダメージを受ける音が、まるでサンジ君の心が壊れる音のようで、読んでいて辛かった。


でも、そんな自傷行為とも言えるサンジ君の暴走を止められるのが、 ルフィ。
やっぱり、偉大な船長だよ。

こんなに人の心を揺さぶるわがままがある?



他の人だったら、きっとナミさんみたいに飲み込まれる。それほどサンジも本気だから。



ナミさんがサンジって呼び捨てにしたの、本当は傷だらけで腫れた顔に、平手が飛んだことより痛いかもしれない。

何となく、ナミさんがサンジ君と呼ぶことには、特別な敬意が詰まっていると思っていたから。

その敬意が、平手ともに弾け飛んでいった感じがする。うぅ。


あんなに女性を大切にするサンジが、寄りによって自分のせいでナミさんを泣かせてしまうなんて。
特別な存在であればあるほど、こうも拗らせてしまうのね。

サンジ君、今は自分のことで精一杯なのわかるけど、後でちゃんと謝んなきゃ許さないぞ。





そして、ああ、もう、ルフィってすごい。
当たり前だけど、私なんかが思うよりずっと、サンジのことをわかってる。



サンジの男泣き、たまんないね。
どんだけのものを堪えているの。
これでもまだ決して泣き顔を見せないようにしてるのがさあ...ああ、好き。

でも、そろそろ弱味を見せて、頼っていいんだよ。



おいそこのトンガリチョコ坊や、サンジに気安く触ってんじゃないわよ。デコ出しドヤマッチョもへらへら笑ってんな。



冒頭のサンジの台詞を見事に跳ね返した、ルフィの最後の殺し文句に万歳。


確かに、サンジは、仲間になる時、海賊王への道に付きあうと言ってたよね。




さて、次はサンジの番だ。
こんなにもまっすぐなルフィに対して、サンジがどう動くのか。変わるのか。


今からめちゃめちゃ楽しみで、今日のどんより雨日和も乗り越えられそう。


来週も目が離せません☆