【WJ851/852話】サンジという男
一週間は、なんて早い!!
2017年は一味違う年になりそうで、
ばたばたそわそわ、
だけどもわくわくしておりますayamiです。
何だかんだで1月も半分終わり、
あっという間に852話まで進んでしまいました。
先週ちまちま書いていたことに、
今週感じたことも書き加えつつ、
以下感想ネタバレ綴ります。
ちなみに、
とっくにお気付きのこととは思いますが、ここにあるのは、サンジ好きによるサンジ好きのための雑多文です。
自分でも、ああ、私はサンジが好きすぎるなあと思います。
ご容赦下さい。
だって好きなんだもの!!!笑
851話を読んで、まず思ったのは、
素直にかなしいということでした。
サンジ君の泣き顔が、ずーっと頭から離れなくて、暫くの間、私の頭の中では♪守ってあげたいが流れていました。←
人は誰でも、これだけは信じたいってものがあると思うんです。
それは、決して譲れないポリシーであったり、あるいは半ば直感のようなものであったり。
どちらにせよ、
自分が自分であるために、
自分で自分を大切にするために、
守りたいもの。
サンジのそういう部分が、まるで全てへし折られてしまったような顔をしていたから、たまらなかった。
ホールケーキアイランド編のサンジは、
もしかしたらと淡い期待をかけた家族に当然のごとく裏切られ、
恩人を悉く盾に取られて身動きが取れなくなり、
追いかけてきた仲間に取り返しのつかないほどの態度を取ったあげく、
最後の救いと信じた女性に裏切られました。
恐らく、その全ては、彼の優しさ故。
何か一つでも、切り捨てることが出来ていたら。
きっと、ここまで酷い状況にはならなかった。
あんなにも傷ついて、悲しい涙を流すこともなかった。
だけどね。
仲間。
バラティエ。
自分を大切に想ってくれる人。
これらを守ろうと必死に足掻くその姿を、私はどうにもやっぱり否定ができなくて。
ブルックの言う、「度を超えた」優しさが、悔しいほど裏目に出ているここ最近。
この優しさは、不必要なものなのかな。
サンジは間違っていて、甘ちゃんなのかな。
これは、矯正しないといけないのかな。
それが、彼にとっての成長なのかな。
そういう風に考えてみたところで、ちっともしっくりこなかった私。
だから、今週の852話で、レイジュ姉さんの口から出た言葉には、
心底ほっとしたし、胸が締め付けられました。
誰よりも優しいことは、決して責められることでも、ましてや「失敗」だなんて罵られるべきことでもない。
それに、だから、こんなにも味方がいる。
レイジュ姉さん、
手錠の件、そうなんじゃないかと思ってはいたものの、やっぱりお姉ちゃんだったね。
いよいよ、ここからついに物語が動き出しそうだけど、失敗作と呼ばれたサンジが、果たしてジェルマも救うのか。
っていうか、顎やイチジニジヨンジがこのままやられる訳もないと思うんだけど、更なるどんでん返しもあるのかなあ。
も~~楽しみすぎる!!!
あとはですね、
そんなサンジの優しさに惚れ込んでどうしようもない私なんですが、
同時に、サンジの人・・特に女性を見る目も疑ってないのがわたくしでして。
何て言うのかな、サンジは確かに女の子大好きだけど、馬鹿じゃない。
そして、馬鹿な女にひっかかるタイプでもないと思ってるんです。
・・買い被りすぎ?笑
そりゃまあ、綺麗な御姉様がいたら、すーぐ目をハートにするし、めろりんめろりんアホみたいに騒ぐしね。
ウイスキーピークで何人もの女の子に囲まれて楽しそうにお酒飲むサンジとか、
人魚に夢を馳せて鼻血を吹いたり、ガルチュー祭りに興じたり、全くどうしようもないなって思いますけど。
少なくとも、本当にいい女がどんな人か、知ってる男だとは思うんだよね。
私が凄く好きなエピソードは、
アラバスタに向かう最中、ナミさんが高熱を出してしまった時のやつ。
ビビのことを気遣うナミさんは、自分のことを差し置いて先に進もうと言う。
そんなナミさんを前にして、
まず、この船の最高速度で進んで欲しいと言うビビ。
そのビビの発言に対するサンジ君の顔。
正直、がっかりしてる。
言わないけどね、優しいから。
ビビを否定する言葉やナミさんの意志を踏みにじるような言葉なんて。
だけど、女性に対してああいうシビアな顔もするんだって、結構どきっとしたのを覚えてる。
そしてそこからの、
ナミさんを治してから進むのがこの船の最高速度だと言い切ったビビに対する、
良く言ったビビちゃん
ホレ直したぜおれァ
これが、たまらないの。
サンジって、こういうとこちゃんと押さえるでしょ。だから、好きなの。(どーん)
前にtwitterでちょろっと呟いたけど、
レストランバラティエで沢山の着飾り輝くレディ達を見てきたであろうサンジが、
ラフなTシャツ姿で仲間と笑い合うナミさんに一目で惹かれたっていうのも、最高にいかしてると思ってます。
ちなみに、当然ルフィもそうだと思うの。
人を見る目がある男。
それでね、結局何が言いたいかというと、
そんなルフィとサンジが信じた女だから、
やっぱりプリンちゃん、ただのクソ女じゃないと思ってしまうんだなあ。
今回の、サンジのトラウマを抉る発言は超絶謝罪案件だけど。
いくら何でも傷つけすぎた。
でも、なんとなくだけど、
プリンちゃん、最後に自分に関する記憶、サンジから全部抜き取るつもりでいるんじゃないのかなあ。
度を超えて優しいサンジは、きっとプリンちゃんのことも見捨てないから。
サンジを自由にするために、
そして、自分自身も自由になるために。
自分はもうどんなにサンジに嫌われても構わない。
あそこまでやり切る彼女には、そんな覚悟があるような気がしてしまって、流行りのプリンぐっちゃ~には乗れないayamiなのでした。
振り切った顔芸最高だったから、もう、100%悪でも気持ちはいいんだけどね。
そんなこんなで、
ここぞとばかりに優しい優しい言いまくった今回ですが、優しいだけで終わらないのがサンジのまたとんでもないところ。
ここから、今度はその強さで大切なものを守り切る姿を見せてくれるんじゃないかと、今からわくわくしてたまりません^^