Brilliant Orange

日々を大切に。

【ワンピース音宴】忘れられない、大好きなエンターテインメント

 

今、マツパに向かう新幹線の中で、この夏のワンピース音宴のパンフレットを読み返しています。

 

f:id:brilliantorange:20181110144248j:image

 

今年はまだあと2ヶ月あるけど、2018年を振り返るとしたら、ぜっったいに1番にくるのがこの音宴。

 

始まって一瞬で心を掴まれて、舞台に釘付けになったこと、まるで昨日のことのように思い出します。

 

 

一曲目のウィーアー!で、管楽器の音が、宴の開演を告げるファンファーレのように高らかに響き渡って、打楽器の音色と交わって、どんどんどんどん大きくなって、あっという間に、全身がぶわっと音に包み込まれる感じ。

 

たまらなかった。

 

何度も聞いたことあるはずのウィーアー!が、壮大なブラスバンドの曲だったなんて、音宴を観る前の私は知りませんでした。

 

気付いたら、ワンピースの世界に入ってる。そんな体感も初めてでした。

 

 

正直、チケットを予約した時の期待値が高かったかというと、そうでもなくて。

(ごめんなさい!色々知らなすぎたのです。。)

 

でもだからこそ、まさか開始1分もしないうちにここまで期待を裏切られるなんて、もー!やられたー!!って思いました。

 

 

ワンピースの世界に入ってみたい、っていうのは、多分ワンピースが好きな人だったら1度は思うことだと思うんですけど、

音楽がその夢を叶えてくれるなんて。

 

1階4列目の席に座っていたので、音楽は聴いていると言うより浴びているような状態。もう、最高に気持ちよかった。

 

 

そんな音楽の力に圧倒されてたところに、息つく間もなく登場したルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ。

衣装がイーストブルーのまんま初期のやつだから、アニメを見て育った世代からするとめちゃくちゃ懐かしい!!

 

みんなキラキラしてるし、楽しそうで、青春の海!って感じが眩しかったです。

 

 

音宴はブラストエンターテイメントなので、ただ楽器を演奏して、役者さんが演技をするだけじゃなくて、

演奏者の方も踊るし、楽器を使ってパフォーマンスするし、ルフィ達も音楽にのるように動いて、ストーリーが進んでいく。

 

この掛け合いがたまりませんでした。

見どころが多すぎて目がもう2つ、4つ、欲しかったくらい。笑

 

ローグタウンの所だったかな、ルフィの麦わら帽子が風で飛んでいく様を、トロンボーンの管の部分に引っ掛けて表現していて。(トロンボーンを吹くと管が上下するので、歩きながら演奏すると風に流れているように見える)

音楽がメインの舞台ならではの演出に拍手喝采止まりませんでした。

 

 

舞台は前後半の部に分かれていて、前半は5人の登場〜ルフィのフーシャ村旅立ち、ウソップのシロップ村、サンジのバラティエ、ゾロのミホーク戦、ナミさんのココヤシ村アーロン戦と続くのですが、、

 

語ろうとしたらキリがないこの名場面たちを、音楽が全部もってくんだよね。そりゃあもうがっつりと。

 

 

特にインパクトが大きかったのは、ルフィがシャンクスから麦わら帽子を預かるシーンのめっちゃ盛り上がる音楽(後で調べたら「偉大なる航路へ!」って曲)のところ。

ただでさえ胸に込み上げるものがあるこのシーンで、音楽の盛り上がりと共にルフィとシャンクスを挟んだ左右のシンバルが大きく弾けるように鳴り響くんだ。

 

 

文字で書くとしたら、

 

ターターター(バァンッ)

ターターター(バァンッ)

ターーターーターー...

 

(伝われ)

 

 

それからそれから、やっぱりなんと言ってもサンジ。もーう、サンジ。

 

前の記事でぽろっと言ったのですが、音宴行くならサンジのテーマを聴きたいって、ずっと思ってて。

 

わくわく度合いを高めるために、あえて事前にセットリストを見ないようにしていたので、暗転からのバラティエのセットお目見えからのサンジのテーマが流れたあの瞬間は、頭が沸騰してどうにかなりそうでした。(実際客席で悲鳴あげた)

 

 

タタッ(ッチッチッチッチッ)

タタッ(ッチッチッチッチッ)

 

って始まりのところ、(伝われパート2)

サンジが右手を高く上げて、ビートの裏拍子を取るように指をスナップするんですね。キマりすぎてて惚れるしかない。

 

あの冒頭の低い音色の正体がチューバだって、楽器音痴な私は後から調べて知りました。

 

 

ハァーーーサンジのテーマ、ジャズ調なの何回きいても最高じゃない???海賊だよ??なのにあのイメージさ???え、カッコよすぎん???。゚(゚^o^゚)゚。わーん

 

もうね〜..あのバラティエのシーンはサンジが好きな人全員に届けたい..

というか、音宴を、ワンピース好きな人全員に届けたい..

 

 

サンジがね、カッコイイの。

そんなの知ってる?違うんだって、いや、違くないけど、もっとなの。漫画やアニメから飛び出してきたようなサンジが、生身で、そこにいるの。

 

音宴のサンジは、私にとってこれまでで1番の衝撃と感動でした。

もう、別格。

 

 

ジャケットを脱いだ青シャツ姿で、ちょっぴり腕まくりもして、バラティエのキッチンで他のシェフともやり取りしつつ、料理器具を楽器にしてアクロバティックも交えながら、踊るように料理をする最高なサンジ..しかもそれがあの!!ジャジーなテーマ曲の生演奏を聴きながら!!この目で...拝める日が来るなんて..!

 

 

サンジといえば脚技とアクロバティックな戦闘でしょ。

それがもー、重力どこいった??っていうくらいふわって浮いて、まわって、とんでもなくしなやかでパワフルで華麗なの。

 

体をほとんど丸めることなく、足から飛び上がるようにくるんって宙返りして、地面をタタッってステップを踏むように戻ってこられた時には、感極まって涙ぐんだものです。目の前にサンジがいる..

 

もちろんメロリンモードも完璧でね、ナミさんにメロリンくねくねする時の体のうねりが、あれ、ほんとに波打ってるようだったよ。

一回どこかで二階席の女性客にめろりんっ❤て飛びついてて、(客席の手すり?を掴んでたんだと思う多分)その脚力と腕力にまた脱帽・・サンジかわいいかっこいい

 

 

 

そこから、忘れちゃいけないバラティエの名場面と言えば、ゾロVSミホークの戦い。ここは、サンジの料理シーンから一転して、ひそまりかえるような緊迫感が漂っていました。

 

舞台に近かったせいか、戦う刀の音だけじゃなくて、その息遣いまで聞こえたのにどきどき。

 

最後のルフィへの宣言の時に、左手で顔を押さえて刀を突き上げるゾロが、今でも脳裏に焼き付いています。

 

 

..と、まだまだ興奮のシーンは続くのですが、そろそろ時間切れ。

 

また、マツパが終わったら、今度はマツパも振り返りながら後半を書きたいと思います。

 

一旦ここまで。